にくきゅう堂(旧:くすりペットナビ)の編集部によるコラムです。ペットのお役立ち情報を発信しています

おすすめのフィラリア予防薬(錠剤タイプ)と上手な飲ませ方

錠剤タイプは、食物アレルギーがある犬や猫でも安心して投薬できます。

錠剤タイプは、犬や猫が食べやすいサイズや形に作られていますが、より食べやすいようにフードに混ぜたり半分に割ることもできます。

愛犬や愛猫がかみ砕きながら服用する錠剤タイプもあります。この記事では、おすすめの錠剤タイプとストレスなくお薬をあげるコツを紹介します。

錠剤タイプのメリット

  • アレルギーがある子でも安心して投薬できる
  • フードやおやつに混ぜて与えることができる
  • ほかのタイプよりも値段が安い

錠剤タイプの予防薬は、アレルギーの有無に関係なく投薬できます。

他のおやつタイプスポットタイプよりも値段が安いので、お薬に抵抗がない子であれば錠剤タイプがおすすめです。

犬を飼っている方にはネクスガードスペクトラのようなおやつタイプが特におすすめで、おやつ感覚でお薬を食べてくれます。

猫用のフィラリア予防薬は、錠剤タイプと皮膚に液を垂らして投薬するスポットタイプしかありません。

錠剤タイプは食べてくれないことが多いため、猫用のフィラリア予防薬はレボスポットのようなスポットタイプが主流です。

フィラリア予防薬は動物病院と通販どちらで購入すべきか

フィラリア予防薬は、初回は動物病院で処方してもらうことをおすすめします。

最初は犬・猫の体内にフィラリアが潜んでいないか動物病院で検査をしてもらう必要があります。

ペットの体内にフィラリアが潜んでいる状況でフィラリア予防薬を投薬すると、フィラリアが一気に死滅して犬や猫がショック症状を引き起こす可能性があります。

個人輸入サイトでは予防薬の種類が豊富で好きなものを選ぶことができ、動物病院よりも安く購入できます。

まずは動物病院での予防からはじめて、慣れてきたらよりコストを抑えて購入できる個人輸入を利用することをおすすめします。

錠剤タイプのフィラリア予防薬種類

おすすめの錠剤タイプを紹介していきます。

商品画像価格詳細種別タイプポイントフィラリアノミマダニ耳ダニ

コンフォティスプラス
コンフォティスプラス3錠
6,350円~
商品詳細錠剤
  • ノミ、マダニを同時駆除
  • 与えやすいチュアブルタイプ
ミルプラゾンミルプラゾン2錠
2,166円~
商品詳細犬猫錠剤
  • フィラリアと寄生虫を同時に駆除
  • 瓜実条虫や多包条虫も駆除
キウォフハートキウォフハート6錠
3,400円~
商品詳細おやつ
  • 人気カルドメックと同成分
  • ジェネリック医薬品で低価格

それぞれ駆除できる寄生虫が違うので確認をしてください。

コンフォティスプラス

コンフォティスプラス_商品画像

商品名コンフォティスプラス
種別
価格1回 2,250円~
特徴・ノミ、マダニを同時に駆除
・犬回虫、犬鉤虫、犬鞭虫も駆除
・1錠で寄生虫をまるごと退治

コンフォティプラスはフィラリア、ノミ、ダニに加えてお腹の寄生虫も一緒に駆除します。

これ一つでまるごと愛犬の健康を守ることができ、投薬の管理も非常に楽です。

ミルプラゾン

ミルプラゾン_商品画像

商品名ミルプラゾン
種別犬猫
価格1回 1,083円~
特徴・回虫、鉤虫、鞭虫を駆除
・瓜実条虫や多包条虫もトータルケア
・1回の投薬で1カ月間効果が持続

ミルプラゾンは、フィラリア予防と消化管内の寄生虫駆除を同時に行えます。

回虫、、鉤虫、鞭虫、条虫などの寄生虫をトータルにカバーすることができます。下痢などのお腹の寄生虫もまとめて対策したい方におすすめです。

キウォフハート

キウォフハート_商品画像

商品名キウォフハート
種別
価格1回 566円~
特徴・人気のカルドメックと同成分、同効果
・回虫、鉤虫、鞭虫の駆除
・錠剤タイプ最安値

キウォフハートは犬専用のフィラリア予防薬で、回虫、鉤虫および鞭虫の駆除が同時に出来るお薬です。

噛みながら細かくして食べられるチュアブルタブレットです。食べやすいフレーバー付きなので、投薬も嫌がることなくスムーズに済ますことができます。

犬に錠剤を上手に飲ませる方法

直接口に入れて投薬する方法があります。犬の口を開けて舌の奥の適切な位置に薬を落としてください。
奥過ぎると吐き出す本能を刺激してしまいますし、手前過ぎると舌を使って吐き出してしまうので、喉元のあたりに入れるのがポイントです。

フードやおやつに混ぜてお薬をあげる方法もあります。お腹を空かせた状態でフードに混ぜると愛犬も食べてくれます。愛犬の好きなごはんに錠剤を隠しながら投薬してください。

猫に錠剤を上手に飲ませる方法

愛猫に薬をあげるときは、まずは優しくなでて警戒心をとくように接することから始めます。

愛猫がリラックスしていると感じたところで、片手で頭をおさえて口を開け、舌の奥の方に薬を乗せ、両手で口を閉じます。

猫の喉は細いので、なかなか飲み込めない場合には、薬を割ったり、細かくしたりして対処します。細かくした薬をごはんに混ぜて投薬するのもおすすめです。

よくある質問

錠剤タイプに関するよくある質問をまとめています。

よくある質問を参考にペットの健康維持のための準備を進めていきましょう。

お薬を吐き出した場合どうすればいいですか?

投薬後、すぐに吐いてしまった場合は薬を再度投薬しても問題ありません。

ただし、再度投薬しても連続で吐いてしまう場合は、薬のタイプが体質に合っていない可能性があります。

錠剤タイプからスポットタイプに変えるなど、犬の体質や状態に合わせて薬を変更してください。

ほかのタイプの予防薬と効果に違いはありますか?

錠剤タイプ、おやつタイプ、スポットタイプで駆除効果に違いはありません。一番投薬しやすい予防薬を使用するのがおすすめです。

錠剤の投薬を忘れたらどうすればいいですか?

飲み忘れから50~60日以内であれば、フィラリア予防薬を投薬することで感染を防げる可能性があります。
50~60日以上経過していた場合もフィラリア予防薬の投薬を行いますが、感染している可能性があるため、必ず検査を受けるようにしましょう。
検査は感染が疑わしい日から5ヵ月以上経過してからでないと、陽性反応がでないためすぐに受けても偽陰性が出る可能性があります。

フィラリア予防薬を個人輸入サイトで購入するのは安全ですか?

輸入者自身が個人的な使用にのみ認められています。他人に売ったり、譲ったりするのは認められていませんが、個人で使用するのはまったく問題ありません。

個人輸入サイトでも動物病院で取り扱っている予防薬が販売されていて安全性も確認されています。

もし個人輸入の医薬品を使うのが心配な方は、まずは動物病院で処方されるものから始めるのが良いです。