カタリンK点眼用0.005%
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カタリンK点眼用0.005%

更新日:
カタリンK点眼用0.005%は、白内障の進行を抑制する点眼薬です。
水晶体の濁りを抑え、透明度を維持します。
  • イヌ老年性初発白内障の進行抑制

有効成分:ピレノキシン

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成分一覧

ピレノキシン0.005%

商品詳細

カタリンK点眼用0.005%は、犬の老年性初発白内障の進行を抑える、目薬タイプのお薬です。
メーカーは日本の千寿製薬です。
同メーカーの白内障治療薬「カタリン点眼用」は錠剤ですが、カタリンKは顆粒になっているため、簡単に溶解することができます。
投与も簡単なうえ、犬の老年性初発白内障に高い効果が期待できるお薬です。

【白内障とは】
白内障とは、眼の中にある水晶体が濁ることにより、視力が落ちてしまう眼病です。
本来なら透明な水晶体が、白く濁ってしまうことで視界がぼやけていき、重症化すると失明の恐れもあります。

白内障は、加齢に伴って発症することが多いと言われています。
早期発見ができれば、点眼薬などで症状の改善、進行の遅延が可能です。
しかし重症化してしまうとお薬での改善は困難となります。
早めの対処が必須です。

【有効成分のピレノキシン】
カタリンK点眼用0.005%に含まれるピレノキシンには、水晶体の水溶性蛋白の変性などを抑える働きがあります。
この作用で水晶体の透明性が維持できるようになり、白内障の進行を抑制します。

投与方法・使用方法

使うときに顆粒を溶解液に溶かし、1回につき1~2滴を1日3~5回点眼してください。

顆粒の溶解方法
1.溶解液容器の大きな白キャップを取り外す。
(瓶の口に溶解液の膜が張っている場合は、膜が消えるまで瓶の胴部を軽く押さえる)
(顆粒パックの口が膜に触れると顆粒が湿って出にくくなってしまうので注意する)
2.顆粒を大きい方の袋に集め、切込み線に指をかけないように注意して折る
  (このとき、顆粒がパックに付いていないか確認する)
3.顆粒に触れないよう注意しながら、溶解液に顆粒をパックから流し込む
4.白キャップをしっかりとしめ、よく振って顆粒を溶解する
5.点眼の際、白キャップはそのままにして茶色の小さなキャップのみを外す
(誤って白キャップを外すと液がこぼれるので注意する)
6.容器の先が犬の目に触れないよう注意しながら点眼する

※まれに運搬時の振動などから起こる静電気で顆粒がパックの内面に付着し、湿っているように見えることがあります。その際は、指でパックをこすった後にパックの横を軽く叩くと付着は無くなります。

〇点眼時のお願い
冷所に保存していた場合は、点眼する前に容器をしばらく手で温めてから点眼してください。
冷所から取り出し後すぐに点眼すると、容器の中の冷えた空気が手で急に温められることで膨張し、薬液が連続して落ちることがあります。
残りの薬液が少ない場合は特に注意してください。

副作用

・本剤の投与で、流涙、結膜充血、眼瞼炎を起こすことがあります。
・副作用がみられた場合は、すぐに獣医師の診察を受けてください。

注意事項

・点眼の際、容器の先端が目に直接触れないようにお気を付けください。
・点眼用のみにお使いください。
・犬の身体に合わない場合は薬の使用をやめ、獣医師の診察を受けてください。

メーカー

千寿製薬
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