1位
クロフラニール(アナフラニール)1箱:3,300円~
2位
ハッピートラベラー1本:2,966円~
3位
トフラニール錠1箱:2,166円~
4位
シレオ1本:6,033円~
5位
クロミカルム錠1本:6,066円~
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犬や猫にも心の病があるのはご存知でしょうか?
人間にも個性や性格があるように、犬や猫も性格は様々です。
だからこそ、飼い主から受ける愛情の受け止め方ややきもちなど、様々な要因から体調を崩したり、何かしらの変化が起きる子がいます。
人間と違い、犬や猫は話すことができないからこそ、その原因を特定するのは難しい場合がほとんどです。
攻撃的な性格に育ってしまったり、音や光におびえたりするのも、その多くはストレスや育った環境に起因するものです。
家族の一員であるペットだからこそ、その性格や個性を飼い主さん自身が十分理解することで、心の健康も体の健康と同じように大切に考えていかなければいけません。
犬や猫の心の病に起因する様々な事象を一緒に学んでいきましょう。
分離不安という言葉を耳にしたことはありますか?
犬の社会性は先祖の狼から受け継がれたものといわれており、犬は常に群れで生活し、群れで行動することで安心感を得る生き物です。
飼い主さんに付きまとったり、姿が見えなくなると鳴いたり、ひと時も離れたくないというような行動に覚えはありませんか?
それは単純に飼い主さんのことが好きだからという場合もありますが、分離不安症の可能性があります。
現在日本では、室内犬が増えていますが、室内で飼われている犬の大半が分離不安症であるとも言われています。
一方猫の分離不安症ですが、猫自体、元々群れでの生活ではなく単独行動で生活しているため、ほとんど発症は確認されていませんでした。
しかし近年、室内飼いの猫が定着し、子供のように可愛がる飼い主さんが増えたため、分離不安症を発症する猫が急増しています。
また、猫の場合は子供のころから人間と共に生活することで、自立性を身につけられることなく育ってしまうことで発症するケースがほとんどです。
破壊行動、鳴く、トイレの失敗、過度な毛づくろいなど
このような行動は、以前は躾の失敗といわれていましたが、近年は精神的な病気という考え方が主流になることにより、「分離不安症」と呼ばれるようになりました。
飼い主さんと離れることにまだ慣れていない子犬の頃に、長い留守番をさせられたり、飼い主さんの生活環境の変化で急に留守番の時間が長くなるなど、また保護犬などに多く見られる頻繁な飼い主の変更などが原因となって犬の分離不安は発症すると言われています。
特に保護犬の場合は、飼い主が変わるたびにまた捨てられてしまうのではないか?
という不安が常に付きまとってしまいます。
また、それ以外にも、飼い主のリーダーシップがない場合も分離不安症になる場合があります。
狼の名残ではありますが、犬はヒエラルキーを自分の中で決めます。
飼い主さんのリーダーシップが無ければ、自分が一番だと決めつけることで、飼い主さんの行動を監視してしまうようになります。
そのため、自分の意志と関係なく飼い主さんが外出することによる分離不安症になる場合もあります。
猫は安定した生活(パターン化した生活)を好み、そのサイクルが猫にとっての安心となるため、飼い主さんが仕事を始めたり、それまでの生活が一変したことで分離不安症が発症することが多くあります。
それ以外であれば、生後3か月以内に母猫から離されている、兄弟と遊ぶ時間が極端に少なかった、生後からすぐに人間といた、一緒のベッドで寝ている、1匹で飼っている、飼い主さんが家を空けることがあまりない、などが猫に多い分離不安の原因であるとされています。
一緒に暮らすペットが分離不安かどうかを気にした、あるいは確かめたことがあるでしょうか。
飼い主さんが出かける際に落ち着きがなくなり、鳴きだすペットは多いと思います。
一旦治まって落ち着きを取り戻したとしても、外出から数分~1時間後にふたたびこのような分離不安の症状が現れるケースが多いと言われています。
しかし留守番中にどのような行動をとっているかを確認するのは難しいと思います。
昨今はwebカメラなどが普及しておりますので、カメラを設置することで、リアルタイムで留守中のペットの様子を見ることができます。
出かけるときは静かでも、カメラで確認するとずっと吠えていたことが判明する場合もあります。
カメラの設置は難しいという場合は、休日などに外出して1時間後に帰宅する、または数時間後に帰宅する、いつも帰宅する時間のちょっと前に帰宅するなどの方法で、様子を探ってみましょう。
このとき、自宅付近で既にペットの鳴き声が聞こえたり、猫の場合は玄関のドアに耳を当て、鳴いていないかを確認してみます。
時間と根気が必要ですが、分離不安の確認をするためには必要です。
これら全てが難しい場合は、帰宅の際にペットや部屋の状態などで判断するしかありません。
壁や床、口の周りのよだれ、被毛が薄くなっていないかなどです。
それらから何かしらの変化などが確認できれば分離不安の可能性があります。
分離不安は飼い主さんだけではなく、犬や猫にとっても身体的、精神的に相当な負担であるため、早めに改善してあげるのがお互いのためです。
例えば、長時間吠え続けるのは脈拍の上昇に繋がりますし、精神的な負担からはストレスホルモンが過剰に分泌されてしまい、そちらも健康を害する可能性を高めます。
分離不安を改善するトレーニングは根気が必要ですが、大切なペットと共に少しずつでも改善に向けて継続していきましょう。
まずはペットが安心できるような自分の居場所を作ってあげることから始めるとよいでしょう。
また、分離不安は、脳内のセロトニンの分泌と関係しているため、精神安定の効果があるサプリメントによる治療も有効です。
天然ハーブが配合されたサプリメントであるアンキソケアは、騒音などの環境や乗り物での移動によるストレスや不安を解消しますが、分離不安の解消に効果があるとされています。
あくまでも、サプリメントはサポート的な役割ということを前提に使用していくことが大事です。
それは分離不安は飼い主さんとのコミュニケーションの中でトレーニングを続けていくのが一番だからです。
ここでは犬と猫、それそれの場合の分離不安の解消方法を説明します。
分離不安を解消するためには、まず留守番が不安ではないという自立性を養う必要があります。
飼い主さんがいないという状況に慣れてもらうしかありません。
初期段階として、いつものように外出の準備をして、玄関のドアに手をかけるだけ、という行動を繰り返します。
この段階で不安な様子(落ち着きがなくなったり、鼻を鳴らしたり)を示すのであれば、ドアに手をかけるだけで終了です。
この行動を不安を示さなくなるまで繰り返します。
何も問題なく不安な様子もないようであれば、次のステップです。
次のステップは、実際に外出しますが、5分~10分程度の外出で、不安な様子を示さなくなるまで繰り返します。
これに慣れてきたら、次は30分~1時間の間隔で訓練します。
その後1時間に慣れてきたら2時間まで引き延ばします。
2時間まで慣れてきたら、次は2時間以内で色んな時間を織り交ぜて訓練します。
注意点としては、急激に時間を延ばさないことです。
急激に時間を延ばしてしまうことで、分離不安を発症してしまい、これまでのトレーニングが台無しになる可能性があります。
外出時の声掛けなどは、できるだけ控えた方が良い場合があります。
このとき不自然に冷たい態度をとらなくても良いですが、過剰に甘やかしたり、撫でてあげたりすることは控えた方が良いです。
例えば、外出前の「行ってきます」「お留守番お願い」など、外出に関するワードを犬は覚えてしまい、これらを言うことで、飼い主さんが外出してしまうと認識してしまうので、これだけで分離不安の犬は余計に不安を掻きたてられます。
帰宅時にはすがりついてきたり、嬉しくて吠えたりするかと思いますが、その際も過剰に褒めたりかまってあげることはなるべく控えた方が良いでしょう。
帰宅時に過剰にかまってしまうことで、長時間でも帰宅を待つようになり、その時間が長引けば長引くほど犬にとってはストレスになり、分離不安を助長してしまうためです。
しかし、褒めたりかまってあげることが一概に全てダメというわけではありません。
自立性が確立され、分離不安がないのであれば、大いに褒めてあげることも大事です。
また、外出前にできるだけ長い時間散歩に行く、または遊んであげるなど、肉体的に疲れさせることで、留守番中にはぐっすり眠り、分離不安を解消できる場合があります。
猫の分離不安は、ほとんどと言って良いほど、過剰に甘やかされることが原因で発症します。
例えば何かをしている最中、膝の上に乗せて頭をなでる、子供のように話しかけるなどを続けているのはしばしば猫の分離不安症の原因となります。
分離不安ではない猫であればこれらはいくらでも大丈夫ですが、自立性の確立されていない段階でのこのような行動はなるべく控えるべきです。
ただし、いきなり180度態度を変えるのではなく、少しずつ変化をつけていくようにしましょう。
例えば、頭をなでる時間を減らしてみる、膝に乗って来そうなときに立ち上がり乗せないなどです。
また、寝る場所を離してあげることも大事です。
分離不安の猫は飼い主さんと一緒に寝ているケースが非常に多いと言われています。
動物にとって眠るという行為は大変重要で、野生では睡眠中は一番危険な状態です。
そんな状況でも飼い主さんと一緒であれば、安心することができます。
しかし逆を言えば、飼い主さんがいなくなったときの不安な気持ちは増幅されてしまいます。
このようなことを避けるためには、部屋を別にする、専用の毛布などを用意してあげ、部屋に入ってこられないように扉を閉めるなどの対策が有効ですが、あまりにも鳴く場合は、寝室にケージを入れ、専用のベッドで寝かせてあげてください。
あくまで、寝る場所は飼い主さんと分けることがポイントです。
また、どこに行くにもついてくる猫は、子猫の時に母猫から親離れをするタイミングを与えられず、飼い主さんのことを母猫と思い込んでる場合があります。
母猫は子猫が成長するとわざと突き放すことで自立性を育てますが、それらのタイミングがなかった猫の場合は、部屋から部屋の移動も全て扉を閉めることで、ついてこられないように訓練しましょう。
ペットに対し、どのようなイメージをお持ちでしょうか?
毎日楽しく走り回っておもちゃで遊んで、お昼寝して、ご飯を食べて、本当に幸せそうに見えますよね。
うつ病などとは程遠いイメージの犬や猫ですが、実はペットもうつ病になります。
野生の動物がうつ病になることは、まずないと言われています。
これは無気力な状態や判断能力の低下した状態では天敵に襲われやすくなり、命に関わるためです。
しかし、ペットとして人間と共に生活することで、うつ病になってしまう犬や猫が増えているとのことが近年の研究から明らかになっています。
寂しそうに歩く、長時間の遠吠え、自身の手足を咬む、食欲がなくなる、リラックスできなくなる、大人しくなる、トイレの失敗などで、その他にも異常な行動が増えます。
多頭飼いであれば、他の子と遊ぶことがなくなったり、食事に興味を示さなくなったり、その逆で、異常な食欲なども起こります。
猫の場合は、毛艶が悪くなり、身体にゴミが付いていたとしても気にならなくなり、逆にしきりにグルーミングをし続けるのもうつ病かもしれません。
・長時間の留守番が習慣になっている。
・飼い主さんがいつも機嫌が悪い。
・スキンシップ不足
・家庭の雰囲気が暗い
・他の犬に対してのやきもち
本来、犬は狼の名残で、群れで生活していた生き物です。
そのために、寂しさが苦手で、基本的には一人で遊ぶということも好きではありません。
長い時間かまってもらえなかったり、長時間の留守番の習慣化、スキンシップ不足、大好きな飼い主さんがイライラしてるようなことが続くとうつ病を発症するとされています。
また、多頭飼いの場合は特に注意が必要で、先住犬にばかりかまってしまうことで、後から家族になった犬がやきもちを焼き、そこからうつ病が発症することもあります。
・トイレが常に汚い
・家庭の環境が良くない
・飼い主さんとの相性が良くない
・多頭飼い
猫は元々単独行動を好み、群れで生活する生き物ではありません。
そのため、十分な落ち着ける生活スペースや、多頭飼いの場合はそれぞれが快適に利用できるトイレや環境が与えられているかが大事です。
猫は元々きれい好きですので、トイレに同居している他の猫の排泄物が残っていたり、落ち着いて用を足せないような場所にトイレがあるのも良くありません。
また、猫同士の相性も関係しており、攻撃的な猫との同居によりストレスを常に感じることなども原因とされています。
前述のように、犬のうつ病は、寂しさ、不安、飼い主さんとのスキンシップが不足が原因のケースがほとんどです。
手始めに散歩の時間や、スキンシップを増やしてみてください。
散歩、スキンシップ、遊んであげる時間など、犬と飼い主さんが接する時間が長ければ長いほど、犬にとっては安心感が芽生え、ストレスは軽減されます。
当たり前のことですが、触れ合う時間を増やし、名前を呼んであげて、愛情を持って接することが最も大切です。
仕事で家を空ける場合などは長時間の留守番が必要となりますので、不安な気持ちや寂しさが増幅します。
外出時は、テレビや音楽をかけてあげると良いでしょう。
他にも遅く帰宅することが多いのであれば、灯をつけたまま外出したり、部屋の温度を一定に保つことで、室内で安心感を得ることができ、多少なりとも不安な気持ちを減らしてあげることができます。
また、子犬の頃からケージに良いイメージを持たせてあげることも大切です。
子供のように常にかまってあげたり甘やかしすぎると、少し離れただけでもストレスを感じ、不安になってしまいます。
ケージに慣れさせるために、ケージの中でおやつをあげる、ケージの中でご飯を食べさせる、遊びの中でケージに入る訓練をするなど、ケージに入れば何かしら良いことがあるという風に思わせるのもコツです。
猫のうつ病の場合は原因が多くその特定は簡単ではありませんが、根気よく向き合ってあげなければいけません。
よく知られているものとして、きれい好きな猫はトイレの汚れが気になるあまり、ストレスからうつ病になってしまうことがあります。
また、猫をを飼っている家庭に人間の赤ちゃんが産まれて、やきもちや環境の変化から猫がうつ病になる場合もあります。
他にも常日頃からうるさい環境からうつ病になる、遊びたいのに遊んでもらえないことでうつ病になる、ただ単に寂しくてうつ病になる場合などがあります。
飼い主さんができる猫のうつ病の治療方法としては、できるだけその原因を特定することから始めましょう。
原因の特定がどうしても難しい場合は、猫と接する時間を増やし、コミュニケーションをマメに取るようにしましょう。
ちょっとした日頃の遊びから、そのままうつ病が治ってしまうこともあります。
どちらにしても、うつ病になってしまったということは、日常的に猫がストレスを感じていることがほとんどです。
うつ病や分離不安症などの心の病気は、ストレスが原因です。
では、精神的な病気を予防するにはどうするべきか?
それは、ペットが発する様々なSOSを感じ取ってあげて、病気になる前に対処してあげることです。
主なストレスSOSサインを犬と猫で分けて挙げていきたいと思います。
・あくび
・震え
・パンティング
・同じ場所の徘徊
・下痢
・嘔吐
・フケ
・脱毛
などが犬のストレスサインとして挙げられます。
このような症状が確認された場合は、ストレスを感じているか、体調を崩している場合があります。
確認できたとしても、何もせずに放置しておりませんか?
このようなSOSを見逃すことで、ストレスが慢性的に続いてしまい、うつ病など、様々な病気に発展してしまうことがあります。
この他にも攻撃的になる場合があります。
例えば散歩から帰って来て、足やお尻を拭く際に嫌がったりしていませんか?
肉球やお尻は敏感で、嫌がる子が多く、拭かれる際に相当なストレスを感じている場合があります。
嫌がっているのにもかかわらずこのようなことを繰り返すことで、全くわかってもらえないと感じ、攻撃行動に転じることがあります。
初期の段階では、鼻にしわを寄せ威嚇、唸る、噛む真似をするなどが多く、この段階では話すことができない犬は、止めて欲しいということを伝えています。
しかし、飼い犬になめられてはいけないという理由で、犬の嫌がることを無理やり続けてしまうと、わかってもらえないと悟った犬は、噛みつくという行動に転じてしまう場合があります。
そして、噛みついたことで止めてしまうと、嫌なことは噛めば止めてくれると犬は学習してしまい、自分の気に入らないことに対して全てに噛みつくようになり、負の連鎖となってしまいます。
・あくび
・過度なグルーミング
・トイレの失敗
・自傷行為
・鳴かなくなる
・引きこもる
・食欲がなくなる
などが猫のストレスサインとして挙げられます。
犬にも言えることですが、過度なストレスを継続的に受け続けることで体調を崩し、様々な病気へ発展してしまう場合があります。
行動から気付いてあげることができる主なケースに、心因性脱毛があります。
猫は不安を感じた際に、グルーミングで自身の毛を舐めることで気持ちを落ち着かせる行動を取ります。
これは転移行動とも呼ばれ、直前の行動と全く関連性のない行為で、本能的に不安、または恐怖を取り払うための行動と言われています。
しかし継続的にストレスを受け続ければ過度なグルーミングが続くことになり、舐め続けた箇所が脱毛してしまいます。
この心因性脱毛は、猫が比較的舐めやすい部位に脱毛が起きるのが特徴ですが、脱毛には他にも原因が考えられるためストレスによるものと決めつけず、脱毛を発見した時点で、獣医さんに相談するのがいいでしょう。
また、猫はストレスを感じた際に、自身の臭いで周囲を満たすことで安心感を得ようとします。
そのため、様々な場所で排泄行為をするようになります。
更に強いストレスを受け続けると、猫は自身の尻尾などを強く噛んだり、出血を伴う自傷行為をする場合があります。
では、どのようにしてペットのストレスを解消してあげればよいのでしょうか?
前述しているように、ストレスは継続的に受け続けることで、様々な病気に発展する可能性があるため、家族の一員である大切なペットのためにも早めにストレスの原因を特定し、取り除いてあげなければいけません。
軽度の場合は、おやつを利用することで、かなり効率的にストレスの解消と躾を進めることができます。
例えば散歩から戻り、肉球やお尻を拭く際に、優しく声をかけながら拭いてあげ、終わったらご褒美としておやつを与えてあげるなどです。
このとき、声をかけながら優しく拭いてあげることで、犬も安心します。
それでも嫌がる、唸る、噛むふりをするなどの行動を見せるようであれば、一旦拭くことを止めてあげましょう。
日頃から敏感な部分を拭かれることに慣れさせるためにも、散歩帰りだけでなく、お手の練習の際に軽く拭いてあげたり、お尻を拭いてあげてからおやつをあげるなどが有効です。
散歩から帰ってきたから肉球とお尻を拭かれる、というようなネガティブな印象を植え付けず、できるだけ楽しいイメージを持たせてあげるようにしましょう。
これは、他の嫌がる行為に対しても応用できます。
飼い主さん自身で工夫して、根気よく試してみてください。
猫の場合も、ストレスによる症状が軽度の時点でそれに気が付くようにして対策してあげましょう。
基本的に、猫は動くものに対して興味をそそられる生き物なので、猫じゃらしやおもちゃで遊ぶことでストレス発散になります。
そういったスキンシップが飼い主との信頼関係にも繋がるため、遊んでもらえるというように認識するなど、お互いにとってより良い好循環が生まれます。
猫にとっては安心できる場所を提供してあげることもストレス対策として非常に重要です。
なるべく静かで落ち着けるところに毛布やベッドで猫専用の場所を確保してあげるようにしましょう。
トイレを設置する場所も、必ず気を付けるようにしてください。
あまり人が多く通る場所や、茶の間など、来客の際に利用する場所などは避けた方が良いです。
また、猫はきれい好きなので、トイレは日頃から清潔にしておきましょう。
その他にも、猫の大好きな上下運動ができるようにキャットタワーを設置したり、爪とぎなどを用意してあげるは猫のストレス対策として有効です。
犬と猫は動物の中でも高い知能持っています。
高度に発達した脳が、環境の変化や寂しさなどを敏感に感じることで、ストレスを溜め込み、うつ病や分離不安などの精神病を患ってしまいます。
それらと同じストレスからくる精神疾患のひとつに強迫性障害というものがあります。
同じ場所をグルグル回ったり、身体の一部をひたすら舐め続ける、尾を追う、尾を噛むなど、同じ行為を繰り返すような常同行動が見られます。
人間の場合の常同行動は、戸締りを何度もする、手を何度も洗う、皮膚を掻き続ける、物をため込む、靴下などをたたみ続けるなどの行動が見られる強迫性障害ですが、ペットの主な症状には、同じ場所をグルグル周り続ける、身体の一部を舐め続ける、または噛む行為が数十分以上続く、自身の尾を追い続けるなどがあります。
特に犬の場合は興奮時に発作的に起こることが多く、一度起きてしまうと飼い主にも止めることは簡単ではありません。
水をかけたり身体を抑えても止めるのが難しい場合がほとんどです。
強迫性障害は人間の場合も含め、直接的な原因は未だに解明されていませんが、ストレスを長期にわたり受け続けることが原因ではないかとされています。
ケージ内に長時間入れられるなど過度に行動を制限されたり、長時間の留守番をさせられる、何をしても怒られるなどによるペットの無力感は、この無力感をどうにかしたいという気持ちと、実現が不可能という思考の対立からストレスを生み、それが常同行動を引き起こします。
動物園の動物が檻の中をグルグル回るような無意味な行動も同じで、この場合は自然から引き離され、動物園の檻の中という極めて自然とかけ離れた環境で長期間過ごさなければならないというストレスから強迫性障害が発症しているのではと考えられます。
このような自虐、自傷的な行為は、環境が原因の他、遺伝的なものも影響していると言われています。
大脳基底核、辺緑系など脳内いずれかの部位の欠損により、心のバランスを保つセロトニンやドーパミンなどの脳内伝達物質が正常に機能せず、ストレスなどをきっかけとして発症するケースが多く報告されています。
また猫の場合は、理性に関係している前頭葉が他の動物よりも小さいため特定の行動をコントロールするのが難しく、常同行動につながっている可能性があります。
他にも、何の原因やきっかけもなく突発的に発症するケースも確認されています。
強迫性障害の治療はうつ病や分離不安などの精神疾患と同じで、まずはストレスの原因を特定することから始まります。
強迫性障害が悪化して自傷行為を行っている場合は、薬物による治療も並行して行われる場合もあります。
このときは脳の興奮を緩和するために抗うつ剤が使用されたりしますが、医薬品である抗うつ剤は副作用も強いので、セロトニンに作用するサプリメントなどの使用も勧められています。
例えばハッピートラベラーは、ペットのストレスをケアするための天然のハーブが配合されたサプリメントで、分離不安や乗り物酔いを改善しますが、強迫性障害の原因となるストレスの軽減にも効果が期待できます。
薬やサプリメントの使用以外でも、犬の場合は散歩や遊びで適度に疲労を与えることで興奮を抑制できるので、強迫性障害の発作を自ずと抑えることができます。
他にもペットが楽しみながらできるトレーニングを叱らずに行ったり、日光浴や、生活環境の見直しなど、飼い主さんがすぐにでもできる強迫性障害の解消方法は多くあります。
症状が軽度であれば、1週間から2週間程度これらを試して経過を確認してください。
改善が見られるようであればこのまま継続することで完治できるかもしれません。
しかし、改善されないようであれば獣医さんに相談するのがいいでしょう。
精神疾患に関して専門外の動物病院も多いので、行動治療科も兼ねた信頼できる動物病院やクリニックを早い段階で探しておいてください。
治療法について説明してきましたが、強迫性障害は他の精神疾患と同様に、発病する前に予防してあげることが大切です。
発症して食欲が減退してしまえば必要な栄養も不足してしまうため、精神だけでなく、免疫力低下から感染症や皮膚疾患を併発してしまう場合もあります。
強迫性障害などの精神疾患は、動物が本体持っている行動の制限、スキンシップの不足、何かしらの不安要素やその不安を解消するための葛藤から引き起こされます。
犬の場合は、飼い主さんからの愛情や適切な運動、バランスの良い食事を与えてあげることが一番です。
猫の場合は、人間にとっては些細な部屋の模様替えなども極めて深刻なストレスになっていることがあるので、部屋の模様替えなどの環境の変化はできるだけ避けてあげるか、猫のことを考えた環境づくりをしてあげるようにしてあげましょう。
ペットにはそれぞれ性格があり、クールな子もいれば甘えん坊もいます。
ペットとの信頼関係を築くことで、不要なストレスを回避することができます。
逆にペットとの信頼関係が崩れてしまえば、犬にとっても猫にとっても飼い主さんにとっても悲しい結果になってしまいます。
ペットにとって飼い主さんは世界そのものです。
飼い主さんとの信頼関係ができているのであれば、犬にとって、それは安心できる空間となり幸せを感じます。
猫にとっても自分のことを一番に考えてくれる飼い主さんであれば、それは幸せなことです。
どのような状況においてもペットへの体罰など暴力だけは絶対にいけません。
お互いにとって不幸になる原因となります。
しつけの際にも、暴力を伴うことで、犬は傷つき、猫は恐怖を感じ、マイナスなイメージを覚えてしまいます。
恐怖に屈服するのと、自分の意志でリーダーのいうことを守るのは根本的に違います。
愛情、信頼とかけ離れた暴力によるしつけや叱り方は一番やってはいけないことです。
特に犬の場合しつけは基本ですが、必ず暴力ではなく大きな声や身振りなどで驚かせ、愛情を持って根気よくやっていきましょう。
犬や猫は脳が発達しているので、人間の言っていることはある程度理解しています。
何か悪さをして怒られているという自覚もあります。
そのため、何もしてないのに怒られてしまうようなことがあれば飼い主に対し失望します。
何もしてないのに怒られるというような状況が続くことで、話を聞かなくなり、しつけが難しくなります。
しつけの失敗は犬ではなく飼い主さんの方に原因があります。
また、怒る際は現行犯でなければ意味がありません。
何か失敗した場合、数秒以内に怒らなければペットは何に対して怒られているのかわからないため、ただ恐怖や不安な気持ちを植え付けてしまうだけです。
また、ペットは体内時計がしっかりしており、ご飯の時間や散歩の時間などは毎日決められた時間で行うようにしてください。
時間が毎日違っていたり、ご飯を忘れたりなどが続けば当然のように信頼関係は崩れてしまいます。
人間とは違い、今日だけ食事を抜いても大丈夫というようなことはありません。
大きな楽しみのひとつであろう食事や散歩の時間だけは必ず守るようにしましょう。
犬も猫も飼い主さんの愛情を感じることが幸せにつながります。
会話もせず、遊んであげたりもせず、食事と散歩だけ。
このように義務感のみで、心のつながりもなく接していることを犬や猫は敏感に感じ取ります。
このような関係が続けば、飼い主さんに何も期待しなくなります。
犬との信頼関係を築くには、まずは主従関係を構築しなければいけません。
犬は習性で、常に自身がリーダーとなることを目指し、同時に自身よりも優れたリーダーを求めています。
そのため、まずは主従関係を築くことで、犬の信頼を得ることができます。
優れたリーダーとしての条件は、「頼りがいがある」「優しい」「何事にも動じない」です。
主従関係ができていれば、しつけなどもスムーズになります。
この関係を築けていない状態で指示や命令を出しても、全く意味がありません。
次に、犬の個性を理解してあげましょう。
性格、習性などを根気よく理解してあげることで、犬が何を求めているか、訴えているかもわかるようになります。
ここまでくると、犬は飼い主さんが自分が何をしたいか、何を伝えたいかをわかってくれていると学習し、信用できる相手と認識するようになります。
この積み重ねが犬との信頼関係の構築です。
猫の場合は、身の回りの世話をしつつ、辛抱強く焦らないで待つことが重要です。
猫は積極的にかまわれるのが好きではないので、あえて適度な距離を置くようにします。
そうすることで、この人間は近くにいても害がないというように学習します。
その後、猫が機嫌が良いときに近づくようにしましょう。
この逆もあり、あまりにもかまわないことで信頼関係が崩れている場合は、思い切りかまってあげる必要があります。
飼い始めは中々懐いてくれないこともありますが、猫は人間を観察しているので、毎日のお世話は手を抜かずにしっかりとやるようにしましょう。
猫は犬と違い気まぐれです。
行動をコントロールしようとするのは逆効果で、猫の気持ちに合わせてあげることが大事です。
急激な動作は猫を怖がらせるので、まず手のにおいを嗅がせ、顔を近づけてくるようであれば頭を撫でるということを繰り返します。
これを繰り返すことで、猫の緊張がほぐれ、慣れてきたら次は抱っこをしてみてください。
嫌がるようであれば、すぐに開放してあげて、これを繰り返します。
早く心を開いて欲しいのはわかりますが、しつこく追い回したりするのはストレスになるので、根気よく猫が心を開くのを待ちましょう。
いかがでしたでしょうか?
ペットの受けるストレスは、心身の様々な病気を招いてしまう危険を伴います。
自律神経のバランスが崩れば、人間同様に消化器官やその他、様々な部位に影響が出てきます。
また、ストレスを受けることで免疫力が低下してしまうと、、ちょっとした菌やウィルスにも感染しやすくなり、病気も重症化してしまうケースもあります。
身体的な怪我や病気はある程度日数が経過したり、手術や投薬治療で改善が望めることがほとんどです。
しかし精神的な疾患は原因が特定されているわけではなく、ペットの性格や遺伝的な要因も関係しているため、一旦発症してしまうと、根治するのは非常に困難です。
ペットにも心があり、個性があり、性格があります。
ちょっとした叱り方、声のかけかた、部屋の変化や生活サイクルの変化は、我々人間にとっては非常に些細なことであっても、ペットがどのように受け止めているかを私達が知る由もありません。
良かれと思い、過剰に甘やかした結果、分離不安を招いたり、叱り方を間違うことで非常に深刻なストレスを感じさせてしまったり、全て人間の生活サイクルに合わせてしまった結果、長時間の留守番を強いることになってしまったり、食事も市販のフードのみで済ませてしまったり、思い当たるふしはありませんか?
ペットブームの到来で、ペット用のサプリやおやつ、おもちゃなどが増え、ペットに対して少しずつ寛容な世の中になりつつはありますが、その一方で、安易にペットを飼うことで、その命と正面から向き合うことなく、アクセサリー感覚でペットを扱い、簡単に飼育放棄をしてしまう愚かな飼い主さんがいるのも事実です。
私達人間には仕事もあり、友人もいれば、外出しなければならない用事があり、人間関係や家庭環境の変化などもあるため全てをペット中心の生活にするのは難しいかもしれません。
しかし、ペットにとっては、飼い主さんしか頼る人がいません。
ペットを飼うということは、そのペットの命を一生をかけて預かるということです。
簡単にペットを飼える現代だからこそ、これから飼うことを考えている方は、飼う前にもう一度自身の環境や、一生面倒を見続けていくための経済力や知識、覚悟があるかを見直してみましょう。
命と向き合うということは、並大抵のことではなく、決して簡単なことではありません。
イライラしているときや、悲しいときなど、いついかなるときもペットにとっては人間の都合は関係ありません。
第一にペットの幸せを考えてあげることで、ストレスやその他の病気から大切な家族の一員であるペットを守りましょう。
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