耳の病気
世界中で愛用されているフィラリア予防薬「レボリューション」のジェネリック医薬品です。
レボリューションと同じ有効成分と効果で、フィラリア予防、寄生虫の駆除を同時に行うことができます。
皮膚炎や外耳炎の原因となる、細菌や真菌を殺菌し、炎症を緩和することでかゆみを抑えます。
マラセチア皮膚炎や膿皮症など、かゆみを伴う皮膚感染症に有効です。 ※ご注意ください※ こちらの商品は【タイ発送】の為、郵政から「国際eパケットライト便」での発送となります。 対面でのお渡しではなく、ポスト投函となりますのでご注意ください。 ポストに入らない場合は対面お渡しとなり、ご不在の場合は不在票が投函されます。
これ一本でノミ・ダニ、猫回虫駆除が同時に出来るフィラリア予防薬です。ノミについては卵と幼虫にも効果的。犬にも猫にも!
レボリューションと全く同じ商品ですが、仕入れの関係で通常よりもお買い得になっております。 コロナウィルスの影響による貨物航空便の減便の為、お届けが通常より2週間~3週間ほどかかる場合があります。
最大の特徴として、内部寄生虫への効果が1か月持続するプロアクティブ効果があります。
ゲンタマシン、クロトリマゾール、ベクロメタゾン、リグノカイン(リドカイン)を配合した点耳薬で、主にマラセチアによる外耳炎の治療に使われるお薬です。
犬猫ともにお使い頂ける点耳薬スロランイヤードロップスのジェネリック。抗真菌、抗菌作用に加えて炎症や痒みを鎮める効果があります。マラセチアなどの感染性による外耳炎、耳ダニ治療の際の患部のクリーニングとケアなどに最適です。
ペットの耳の病気について
一緒に暮らしているペットの様子が普段と少しでも違うと、飼い主さんとしては心配になりますよね。
後ろ足、または前足でしきりに耳の裏や耳を掻いているようであれば、すでに何かしらの耳の病気に感染している可能性があります。
耳の病気は犬や猫には多いのですが、つい見落としがちになってしまいます。
発見した段階で既に重症化している場合も多々ありますので、少しでも気になる場合は、早めに病院で適切な処置を受けるようにしてください。
ここではペットの様子からどのような耳の病気を疑った方が良いのか、またペットに多い耳の病気の原因や治療について説明しています。
犬・猫の耳の構造

犬や猫は、人間と近い構造を持っています。
最も外側に存在している外器官を耳介といい、音を集める働きをします。
犬や猫を外から見たときに、いわゆる耳にあたる部分がこの耳介です。
耳介の中心には軟骨があり、皮膚はその軟骨を覆うように存在しております。
犬の種類によって、垂れ耳だったり立ち耳であったり、全て軟骨の硬さ、または耳介の形状や大きさは異なります。
また、耳介は犬の皮膚で最も薄く、耳介の内側に至っては毛が薄いために外部からの刺激にも弱く、デリケートに扱ってあげる必要があります。
耳介の根元部分に耳の穴があり、そこから奥へ続くトンネルがありますが、これが外耳道です。
鼓膜は外耳道の奥にあり、音が伝わった際に、鼓膜に接している耳小骨や中耳へ振動として伝わることで、さらに内耳の神経から蝸牛へと伝わり、音を認識します。
外耳炎の症状、原因、治療方法

外耳炎の症状
犬や猫の外耳炎とは、垂直耳道、水平耳道のどちらか、もしくはその両方に炎症が起きた状態です。
垂直耳道は耳介から垂直に降りる竪穴のような耳道で、垂直耳道から水平に伸びる横穴が水平耳道と呼ばれます。
症状としては、臭いのある耳垢、しきりに耳を触る(掻きむしる)、外耳道が厚くなるなどです。
外耳炎の原因
【寄生虫】
ミミヒゼンダニの寄生による耳疥癬の場合、ダニの排泄物などが原因となり炎症を引き起こします。
稀に、ニキビダニやヒゼンダニが原因となる場合もあります。
【アレルギー】
アトピーや接触性アレルギーが耳に現れる場合があります。
【異物】
腫瘍やポリープ、過剰な耳垢や被毛、植物の種など、異物が原因で炎症を引き起こす場合があります。
【菌感染】
ブドウ球菌やシュードモナス属、プロテウス属やコリネバクテリウム族、大腸菌などの細菌、真菌が原因で炎症を引き起こす場合があり、ブドウ球菌は水平耳道で発見される場合があります。
【耳掃除不足】
日頃の適切な耳掃除を怠ることにより、外耳炎に気づかないまま、症状が悪化してしまうことが多々あります。
外耳炎の治療
【寄生虫の駆除】
ダニなどの様々な寄生虫が原因の場合は、洗浄薬を使用することで耳を洗浄し、抗ダニ剤の塗布や殺疥癬効果のある薬を投薬します。
【アレルゲン除去】
アトピーや接触性アレルギーが原因の場合は、原因となるアレルゲンを探し、生活環境を変える必要があります。
【異物除去】
耳内の遺物を除去します。
耳垢や被毛の除去などは飼い主さん自身でもできますが、腫瘍やポリープが原因の場合は手術が必要になります。
【殺菌】
抗生物質や抗真菌薬を投薬することで治療します。
原因になっている菌が予めわかれば、効果は高まります。
その他の耳の病気

中耳炎
鼓膜、鼓室、耳小骨、耳管、これらの器官は全て中耳に含まれます。
中耳には、顔の筋肉を司る顔面神経、眼球領域の調整を司る自律神経と隣接しているので、中耳が炎症を起こした状態を中耳炎といい、周辺神経に影響を及ぼすこともあります。
症状としては、外耳炎の併発、しきりに耳を触る(掻きむしる)、頭を振る、頭が傾く、耳や唇が片方麻痺するなどです。
中耳炎の原因
【外耳炎】
すでに患っている外耳炎が悪化してしまうことで、炎症が鼓膜を破り、中耳に達して中耳炎が引き起こされる場合があります。
【耳管からの感染】
何らかの原因により口腔内で繁殖した病原体が、耳管を伝い鼓室内へ侵入することで炎症が引き起こされます。
【中耳内の病変】
中耳内に腫瘍、ポリープが発生することで炎症が引き起こされます。
中耳炎の治療
【外耳炎の治療】
外耳炎の悪化による中耳炎の場合、まず外耳炎を治療する必要があります。
鼓膜に穴が空いている場合、洗浄液による治療は見送られます。
【殺菌】
ブドウ球菌などの細菌や、マラセチアなどの真菌が原因の場合は、抗菌薬、抗真菌薬の投与による治療が必要です。
原因となっている菌を突き止め、最適な薬の投与を行います。
【中耳の洗浄】
特に症状が酷い場合は、鼓膜を切除し、中耳を滅菌生理食塩水で洗浄する治療法が取られます。
ペットの身体への負担も大きいので、重症化しているときに慎重に行われます。
内耳炎
内耳は、蝸牛、前庭、三半規管という器官から構成されています。
蝸牛は、振動を蝸牛神経に通すことで音として脳に伝え、前庭と三半規管は、身体の加速度や平衡感覚を脳へ伝える役割があります。
蝸牛神経に炎症が起きた場合は難聴、前庭神経や三半規管に炎症が起きた場合は、足元のふらつき、眩暈、目玉の揺れ、吐き気や嘔吐などが症状として現れます。
内耳炎の原因
【中耳炎】
すでに患っている中耳炎が悪化してしまい、隣接している内耳に炎症が達して内耳炎が引き起こされます。
【内耳の病変】
内耳内に腫瘍、ポリープが発生することで炎症が引き起こされます。
【感染症】
ウィルスや細菌が内耳に到達することで炎症が引き起こされます。
【洗浄液】
外耳炎、中耳炎の治療の際に、洗浄液を用いた治療を行い、液体が内耳に到達することで炎症が引き起こされます。
また、鼓膜が破れている状態で、アミノグリコシドやヨード化合物などの消毒薬を使用することでも発症します。
内耳炎の治療
【基礎疾患の治療】
外耳炎、中耳炎から発生している場合、まずは双方に対する治療を優先します。
外耳炎、中耳炎の原因から適切な抗菌薬や抗生物質の投与を行います。
【中耳の洗浄】
特に症状が酷い場合、鼓膜を切除して滅菌生理食塩水で内耳を洗浄する治療法が取られます。
アミノグリコシド、ヨード化合物などの消毒薬は、内耳炎を悪化させる可能性があるので使用を避けます。
【運動制限】
前庭神経に炎症が及んでいる場合は平衡感覚などに影響が出てしまうことが多く、運動中の怪我などを防ぐためにも運動は制限します。
交通量の多い場所や、水のある場所も避けるようにします。
耳ダニについて

耳ダニは、耳の中に寄生する耳ヒゼンダニのことです。
耳内の組織液や耳に付着した耳垢を食べることで成長します。
卵が孵化して3週間で成虫となり、耳にさらに大量の卵を産み付けるて繁殖を繰り返します。
放置してしまうと、外耳炎から内耳炎や中耳炎、さらには耳血腫と症状を悪化させてしまいますので、早期での治療が望まれます。
耳ダニに寄生される主な原因としては、先天的な耳の構造があります。
犬の場合比較的垂れ耳の犬種が寄生されやすいことから、耳の通気性などが関係しています。
また、日頃のお手入れを怠ってしまうなどして、耳内が清潔に保たれていないと耳ダニが増殖しやすい環境になってしまいます。
耳垢ができたからといって、必ずしも耳ダニに感染しているというわけではありませんが、耳ダニの感染を見分ける特徴がありますのでご紹介します。
耳ダニの軽度の症状は、耳を痒がったり、耳周辺の毛が抜けたり、悪臭を伴う黒い耳垢が確認できます。
症状が進行すると、耳周辺や首を痒がるだけでなく、フラフラしたり、旋回したり、頭を傾けたりという症状も確認できます。
耳ダニの治療方法は、耳の中の毛を抜いて耳垢を掃除する、殺ダニ剤を塗布してもらうなどです。
本来であれば、病院での治療が一番理想的です。
病気の特定が早く、根治するまで治療してもらうことができるからです。
病院ではまず耳の毛をきれいに抜き取り治療高効率を高めてから、過酸化水素水で耳垢やかさぶたを除去します。
その後殺ダニ剤を塗ってもらい、だいたい3週間ほどかけて、継続的に治療を行います。
耳垢・耳掃除

耳垢や耳ダニを予防するには、常に清潔な生活環境でペットを守る必要があります。
耳の中に水分が残らないように乾かしたり、免疫力を高める食事、適度な運動などで抵抗力をつけます。
耳掃除を嫌がるペットは多く、なかなか大人しくしてくれないこともあるかと思います。
だからといってそのままにしておけば、耳ダニが寄生する原因となってしまいます。
ペットの健康な耳の状態として、ひとつは耳垢が溜まっておらず、悪臭がしていないことが挙げられます。
自宅でできる簡単な耳掃除の方法に、余分な毛をカットしてしまう(毛を抜く)ことがあります。
蒸れやすい耳内の環境を清潔に保つことで、細菌の繁殖を防ぎます。
耳の中を拭いてあげることも大事です。
専用のイヤークリーナーで2週間に1回は洗浄してあげる必要がありますが、過度な洗浄は、皮膚を傷つけてしまう場合があるので、ある程度注意が必要です。
早期発見は悪化を防ぎ、治療費もグッと抑えられる!

ここまでで当てはまる症状などは確認できましたでしょうか?
ペットと日頃からスキンシップを図ることで、様々な症状を早期に発見することができます。
犬や猫は、痛みや痒みなどを我慢し、普段通りに飼い主さんと接したがる生き物です。
痛がったり痒がったりするのは我慢できないくらいペットが苦しんでいる証拠だと考えて良いでしょう。
毎日のスキンシップから大切なペットのちょっとした変化に気づいてあげることで、初期段階での治療が可能となってきます。
耳の病気は重症化させると、外科手術などの必要から治療費が数倍~数十倍になってしまう場合もあります。
早期発見・早期治療を心がけましょう。