鉤虫駆除薬
猫回虫、猫鉤虫、瓜実条虫、猫条虫を駆除するだけでなく、産卵前の寄生虫に対しても優れた効果を発揮します。
※画像は24錠箱入りのものとなります。
※8錠シートの小分け、または1箱24錠の発送となります。
愛犬が大好きなおやつタイプなので、投薬の手間がかかりません!
海外パッケージの(Heartgard)ですが、中身は国内品のカルドメックチュアブルと全く同じお薬です。 ※ご注文時期により、パッケージとメーカーが異なる場合がございます
フィラリア予防のほか、寄生虫も同時に駆除してくれるので、これ一つでOKなオールインワンタイプのお薬です。
発送時期・注文時期により、パッケージが異なります。
ネクスガードスペクトラはオールインワンタイプの寄生虫駆除薬です。
従来のネクスガードのノミ・マダニ駆除に加え、フィラリア予防、お腹の虫まで効果があります。
嫌な薬の時間も楽しくなるよう、犬が好む牛肉フレーバー付き!
発送時期・注文時期により、パッケージが異なります。小型犬用2箱を注文した場合、3チュアブル錠または6チュアブル錠入りのパッケージでの発送となる場合がございます。画像をご確認ください。
中型犬用(9.1~18kg)3錠入り 次回入荷時期未定
超大型犬用(27.1~54kg)3錠入り 次回入荷時期未定
コンフォティスプラスは、人気のノミ・マダニ駆除薬「コンフォティス」に、フィラリア予防の有効成分が配合され、生まれ変わった犬用の寄生虫駆除薬です。
2つの有効成分で、効果的におなかの虫をまとめて駆除することができます。
「プロアクティブ効果」で、投与したときのみの効果ではなく、1か月間、駆除効果が持続する、新しいタイプのフィラリア予防薬です。
最安値! キウォフハートは、ハートガードプラス(カルドメック)のジェネリック医薬品で、犬専用のフィラリア予防薬です。 錠剤がチュアブルタブレットなので半分に割って使用することが可能です。
発送時期・注文時期により、パッケージが異なります。
大人気の犬用フィラリラ予防薬のネクスガードから猫用が登場!
猫用はスポットタイプとなっており、皮膚に直接た垂らすだけでOK!
子猫から使える高い安全性があり、月1回でしっかり予防できます!
パモ酸ピランテルとフェバンテルが子犬に寄生する主な消化器官内の寄生虫に対して優れた駆除効果を発揮します。 ・回虫類(犬回虫、犬小回虫)、犬鉤虫、犬鞭虫に有効です。
猫の消化器官内寄生虫の虫下しドロンタール錠のジェネリックです。2つの有効成分でほとんどの種類の消化器官内の寄生虫を効果的に駆除します。成分は全く同じでお買い得です。
猫用のドロンタール錠と同成分・同成分量のジェネリックFeli-D登場。猫回虫、猫鉤虫、瓜実条虫、猫条虫の駆除ができる虫下しです。副作用も少なく、安心してご使用いただけます。
犬用のフィラリア予防薬ミルベマイシンオキシムの錠剤です。1ヶ月1回の投薬で犬糸状虫症を予防します。また、消化器官内の寄生虫(回虫、鉤虫、鞭虫)に対しても強い駆虫効果を発揮します。
ペットの鉤虫症について
鉤虫症という病気を知っていますか?
鉤虫症という言葉にあまり馴染みがないかもしれませんが、犬や猫だけでなく人間にも感染する病気です。
鉤虫は寄生虫の一種で、日本にもたくさん生息しています。
寄生されてしまうと命に関わってくる場合もあります。
ペットや飼い主さん自身の身を守れるように、鉤虫症の症状や治療方法などを一緒に学びましょう!
鉤虫症の原因

鉤虫とは
鉤虫とは寄生虫の一種で犬や猫、人間などに寄生して「鉤虫症」を発症させます。
別名「十二指腸虫」とも呼ばれていて、この寄生虫には様々な種類が存在します。
・犬鉤虫:主に犬に寄生
・猫鉤虫:主に猫に寄生
・ズビニ鉤虫:主に人間に寄生
・アメリカ鉤虫:主に人間に寄生
これらの鉤虫は体長が約1~2cmほどになる、白い糸上の見た目をしています。
また高温多湿で、なおかつ衛生状態が良くない地域に多く生息しています。
鉤虫は宿主の小腸に寄生し、そして血を吸うこともあるので動物の体に与える負担は小さくありません。
鉤虫の口には鋭い牙がついており、その牙で小腸の粘膜に噛みつき、食べ、吸血を行います。
子犬や子猫の場合は最悪ショック死を起こす危険性もあるので、まずペットへの感染を防ぐことが特に重要になってきます。
鉤虫症の感染経路
鉤虫がペットに寄生する時、一体どのような感染経路があるのでしょうか。
まず犬へ寄生する犬鉤虫の場合の感染経路は、以下のものが考えられます。
・経口感染
・経皮感染
・母子感染(経乳感染・胎盤感染)
鉤虫がペットに感染すると、排泄物とともに宿主の体内から鉤虫の卵が排出されます。
排出された卵は高温多湿などの、鉤虫にとって良い条件が揃っている環境であれば12~24時間後に孵化して第1期幼虫になります。
第1期幼虫は湿った土壌の中で発育し、1週間ほどすればペットへの感染能力を持つ第3期幼虫となります。
この第3期幼虫がペットの口から入り込んだり(経口感染)、毛穴から体内に侵入(経皮感染)したりすることで感染が起こります。
犬の場合ですと、経口感染のほうが起こりやすい傾向があります。
初感染の子犬や免疫力が低い犬の場合、体内に侵入した幼虫は小腸へ移動していき、小腸で成虫に成長します。
一方で免疫力が十分に備わっている成犬は、すべての幼虫が小腸へ行かず一部は組織内に移動します。
組織内に移動した幼虫は一時的に休眠状態となるため、体内に留まってしまうのです。
こうして組織内に留まった幼虫は宿主である犬が妊娠すると再活性化し、胎盤や母乳へ移動するので、母犬から子犬へ母子感染を引き起こすこともあります。
また猫に寄生する猫鉤虫の場合においても、犬と同様の経路で感染します。
ですが犬鉤虫とは違い、胎盤感染は猫には起こらないと言われています。
鉤虫症の症状

鉤虫症の症状
ペットの鉤虫症の症状は、症状の重さによって大きく甚急性型、急性型、慢性型の3種類に分けられます。
一般的には、若い時に発症するほど症状が重く、また猫に比べて犬のほうが重症化する傾向が多く見られます。
甚急性型
甚急性型とは、生後1週間ほどの子犬や子猫に見られる重症化した鉤虫症のことを言います。
2週間目になるあたりから、いきなり様々な症状が現れ始めます。
下痢や粘度のある血便を出したり、極度の貧血から元気や食欲がなくなって母乳を欲しがらなくなったりという様子が見られることがあります。
最悪の場合にはショック死に繋がりかねない、非常に危険な症状です。
急性型
急性型は子犬や子猫によく見られる症状です。
甚急性型ほどには重症化しないものの、同様に粘度のある血便を出してしまいます。
また食欲不振から体重の低下や、腹痛をかばうため体を丸めるような体勢をすることも多くなります。
慢性型
慢性型は成犬や成猫に多く見られる症状です。
貧血の状態が続いて毛づやが悪くなったり、体重の低下など体の不調が目立ったりするようになります。
人間の鉤虫症
人間が鉤虫症になった場合、症状が見られないことが多いです。
しかし鉤虫症の初期症状で、鉤虫が侵入した体の部位が赤くなり発疹が出て痒くなるなどの異常が現れる場合があります。
幼虫が肺に移動すると発熱、喘鳴、咳が起こることもあります。
また成虫が腸にかみつく際には上腹部が痛むことがあり、食欲不振や体重減少、下痢といった症状が見られます。
そして成虫に血を吸われると貧血になり、鉄欠乏症を引き起こしてしまうのです。
さらに小児が重度の貧血になってしまった場合、正常な成長が妨げられてしまいます。
貧血が重症化すると心不全の原因となり、広範囲にわたって組織の腫れを起こす危険性もあります。
鉤虫症の対策と治療

鉤虫症の対策
鉤虫の幼虫は口からの侵入だけではなく、皮膚から体内に入り込むことができるので、糞便などを口にしていなくても油断はできません。
特に散歩中などは常に危険と隣り合わせな状態になってしまうのです。
しかしコンクリートで舗装されているところを歩かせるようにすれば、土壌の中に潜んでいる鉤虫に触れる可能性を低くすることができるので、できるだけ他の動物の糞便に接触しないように、十分に注意しましょう。
また母から子への感染を防ぐために、動物病院で母犬の胎内に寄生虫がいるかいないかの検査を行うことが必要になります。
もし胎内で寄生虫が見つかったら駆虫薬を投与してもらってください。
鉤虫症は子犬や子猫のほうが重症化する危険性が高いので、ペットが鉤虫症を発症してしまわないようにしっかりと対策をしてあげてください。
鉤虫症の治療
ペットの鉤虫症の治療には、駆虫薬を使用します。
犬と猫では寄生する鉤虫の種類は異なりますが、治療方法はどちらも同じです。
駆虫薬は鉤虫症の治療薬となりますが、使い方はこれだけではありません。
お薬に定められているスケジュールに従い、定期的にペットに投与を行うことで他の寄生虫の感染を予防することも可能なのです。
また鉤虫は母子感染を起こす場合がある寄生虫です。
メス犬やメス猫が妊娠をする時は、その前に駆虫薬の投与をしておくことで母子感染を予防することができます。
おすすめのお薬

鉤虫症は犬や猫だけに限らず、飼い主さんにも発症する可能性のある恐ろしい病気です。
ペットと飼い主さんが一緒に健康に過ごすためにアドボケート、カルドメックチュアブル、ドロンタール錠猫用という3つのお薬を紹介します。
アドボケート
アドボケートはイミダクロプリドとモキシデクチンの2種類の有効成分を含有した、犬と猫の両方に使用できるお薬となっています。
フィラリア予防薬ですが、フィラリアだけでなく回虫や鉤虫の駆除にも効果を発揮します。
プロアクティブ効果によってフィラリア、ノミ、ミミヒゼンダニ(猫のみ)、回虫、鉤虫を1ヶ月間にわたって駆除し続けられるので、寄生される心配がありません。
プロアクティブ効果とは、アドボケートに含まれている有効成分のモキシデクチンが投薬から約1ヶ月間、線虫類(フィラリア、回虫、鉤虫)に対して駆除有効濃度を維持する効果のことを指します。
カルドメックチュアブル
カルドメックチュアブルは、有効成分イベルメクチンとピランテルの2つが配合された、犬専用のフィラリア予防薬です。
フィラリアだけでなく、回虫や鉤虫、鞭虫の駆除が同時にできるマルチなお薬に仕上がっています。
回虫や鉤虫、鞭虫といった消化管内線虫の駆除やフィラリア予防に効果を発揮します。
お肉タイプのチュアブルでおやつとして与えられるように作られているので、投与の苦労がなく犬も喜んで食べてくれます。
ドロンタール錠猫用
ドロンタール錠猫用は、猫専用に開発された内部寄生虫駆除薬です。
プラジクアンテルとパモ酸ピランテルの2つの有効成分の働きによって、ほとんどの種類の寄生虫の駆除を効果的に行います。
一度の投与で線虫類と条虫類の駆除ができます。
2つの有効成分の相乗作用により幅広い駆虫スペクトルと高い駆除力を発揮します。
また本剤は副作用が少ないので、安心してご使用いただけます。
犬や猫の鉤虫症について説明してきましたがいかがでしたか?
鉤虫は口からだけでなく皮膚からも侵入してくる厄介な寄生虫です。
免疫力が十分に備わっていない子犬や子猫に発症して重症化してしまうと、命に関わる危険性も高くなります。
ペットも飼い主さんも元気に過ごすために、寄生虫の検査は定期的に行い、感染していた場合には駆除薬を投与してしっかり駆除するようにしましょう。