瓜実条虫駆除薬
猫回虫、猫鉤虫、瓜実条虫、猫条虫を駆除するだけでなく、産卵前の寄生虫に対しても優れた効果を発揮します。
※画像は24錠箱入りのものとなります。
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フィラリア予防のほか、寄生虫も同時に駆除してくれるので、これ一つでOKなオールインワンタイプのお薬です。
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ペットの瓜実条虫症について
瓜実条虫(うりざねじょうちゅう)という寄生虫をご存知でしょうか?
瓜実条虫がペットに寄生すると、瓜実条虫症という病気を発症してしまう恐れがあります。
ペットだけではなく人間にも寄生する厄介な瓜実条虫。
寄生されたままにしておくと様々な症状が現れ始めます。
愛犬や愛猫、飼い主さんの健康を守るために、今回は瓜実条虫について一緒に学んでいきましょう!
瓜実条虫症の原因

瓜実条虫とは
瓜実条虫は、一般的には「サナダムシ」と呼ばれる寄生虫のことを指します。
ノミによって媒介され、犬や猫などのペットを飼っているご家庭にとっては非常に厄介な存在です。
瓜実条虫をはじめとする条虫類は、線虫類と同様に、世界的に多く見られる消化管内寄生虫のひとつです。
瓜実条虫は宿主の小腸に寄生して成長すると体長50cmほどにまでなり、その体の構造は独特です。
「片節」と呼ばれる瓜実条虫の卵を大量に含んだ袋がいくつも連り、1つの寄生虫体を形成しています。
ペットの排泄物、あるいはお尻に白色の米粒のようなものが動き回っていたら、それは瓜実条虫の片節かもしれません。
また瓜実条虫は、人獣共通感染症(ズーノーシス)という人間にも感染する寄生虫として知られており、海外では約2mものサイズの瓜実条虫が寄生していたという報告もあります。
人間への瓜実条虫の寄生はアレルギーの症状を緩和できるという説もありますが、健康に大きな悪影響を与え可能性もありますので、メリットばかりではありません。
瓜実条虫の感染経路
瓜実条虫は、ノミを媒介して経口感染する寄生虫です。
ノミと言うと動物の血を吸う虫というイメージが強いかと思いますが、吸血を行うのは成虫のノミです。
幼虫の頃は、成虫のノミがした糞、周囲に落ちている食べ残しやゴミなど、様々なものをエサにして育ちます。
そして、この時に瓜実条虫の卵を食べてしまうことがあり、その瓜実条虫の卵はノミの体内で孵化するのです。
このような経緯で瓜実条虫を体内に持ったノミを、偶発的に食べてしまった際にペットや人間に瓜実条虫が寄生することになります。
ペットの場合だと、よくあるのが毛づくろいによる感染です。
ノミに吸血されると強い痒みが発生するので、犬や猫はいつも以上に体を掻いたり、舐めたりすることがあります。
その際に体の表面にくっついていたノミを食べてしまい、ペットに瓜実条虫が寄生するのです。
これに対して人間の場合は、手などでノミを潰してしまったときに瓜実条虫が寄生することがあります。
ノミを潰すとノミの体内に潜んでいた瓜実条虫が手に付着し、その手でお菓子などを食べると瓜実条虫も一緒に体内に取り込んでしまいます。
ペットや飼い主さんが瓜実条虫に寄生されてしまったときは、身の回りにノミが潜んでいるということにもなります。
そのため、瓜実条虫とノミの両方の対処をしなくてはいけません。
瓜実条虫症の症状

ペットの瓜実条虫症
瓜実条虫ですが、犬や猫に寄生しても、ほとんどの場合は症状は現れません。
瓜実条虫の毒性は低く、命に関わってくる可能性も高くはありません。
しかし、たくさんの瓜実条虫に寄生されてしまいますと食欲や活動性の低下、嘔吐、下痢などの症状が見られるようになります。
こういった症状は瓜実条虫症に限らず他の病気にかかったときにも見られるので、これらの症状だけで瓜実条虫の寄生を判断することは難しいです。
ですが瓜実条虫症には、他の病気とは異なる特徴的な症状があります。
瓜実条虫症は、卵が入った袋である片節が寄生した動物の肛門の周辺にくっつくため、肛門周辺の痒みが発生します。
ペットが瓜実条虫症にかかってしまった場合には、肛門の周辺を舐めたり、肛門を地面にこすりつけたりといった行動が多く見られるようになるのです。
その他にもペットの肛門から瓜実条虫の一部がはみ出てきたり、糞に瓜実条虫の片節がくっついていることもあります。
体の外に排出されたばかりの瓜実条虫はうねうねと動くため、不快感を覚える飼い主さんも多いかもしれません。
人間の瓜実条虫症
一方で人間に瓜実条虫が寄生した場合には、以下のようなメリットが生じて健康になれるという話が出ています。
・花粉などのアレルギー症状を緩和する
・中性脂肪が下がってメタボが改善
瓜実条虫は宿主が食事によって摂取した栄養分をもらいながら生きていくので、宿主も元気な状態であるほうが都合がいいのでしょう。
そのため瓜実条虫は、宿主である人間の身体に良い物質を放出してくれると考えられています。
ベトナムに住む88人の子どもを対象に行なった日本とベトナムでの共同研究の結果では、8割以上もの子どもが寄生虫に感染しており、かつアレルギーのある子どもが少ないということが判明しました。
しかし、アレルギー既往歴のある9人の子どものうち、6人に寄生虫が感染していたことから瓜実条虫とアレルギーの関係性については認められていません。
また、瓜実条虫に寄生されたことによって腹痛や下痢が起こったり、脳に寄生されて昏睡状態に陥ってしまったという事例もあります。
瓜実条虫が人間に寄生した場合のこれらの真相は定かではありませんが、今後のさらなる研究の進展に期待されます。
瓜実条虫症の予防と治療

瓜実条虫症を治療するには「体内の瓜実条虫の駆虫」と「ノミの駆除」の両方を行わなければなりません。
病原体となる瓜実条虫はノミによって媒介されているため、ノミへの対策も重要になってきます。
まず体内に寄生している瓜実条虫の駆虫ですが、これには虫下し(駆虫薬)の投与をします。
虫下しを投与したら次はノミの駆除です。
ノミの駆除にはシャンプーとノミ駆除薬を使用します。
これによって体の外と内から、ペットに害をもたらすノミの徹底的な駆除を行うことができます。
さらにペットの飼育環境を清潔に保ち、身の回りのノミを減らすことができれば再発の予防にも繋がっていきます。
人間の瓜実条虫症の治療には、人間用の駆虫薬が使用されます。
ですが、治療を行わずとも、症状がまったく現れないまま自然に便として体外に排泄される場合もあるようです。
おすすめの瓜実条虫駆除薬

瓜実条虫症は症状が現れない場合もあるので軽く考えてしまいがちですが、症状が軽くても嘔吐や下痢、痒みなどが出てくればペットは辛い思いをするでしょう。
人間に寄生した場合のこともはっきりとした真相は定かではないため、警戒はしておくことに越したことはありません。
今回はキウォフプラスとキウォフ猫用(ドロンタールジェネリック)という瓜実条虫の駆除薬を紹介します。
キウォフプラス
キウォフプラスは犬用の腸内寄生虫駆除剤で、ドロンタールプラス錠と同成分のジェネリック医薬品です。
有効成分のプラジクアンテル、パモ酸ピランテル、フェバンテルの3種類が相乗的に作用することで回虫、鉤虫、鞭虫、瓜実条虫などの消化器官内の寄生虫に対して効果を発揮します。
複数の有効成分を含有したキウォフプラスは、駆除剤に耐性を持つ寄生虫が現れにくいという長所があります。
また、検査では検出が難しい未成熟の寄生虫の駆除も可能です。
キウォフ猫用(ドロンタールジェネリック)
キウォフ猫用(ドロンタールジェネリック)は、猫用の内部寄生虫駆除薬で、ドロンタール錠と同成分のジェネリック医薬品です。
プラジクアンテルとパモ酸ピランテルという2種類の有効成分を含有しており、広い駆虫スペクトルを有しています。
回虫や鉤虫、瓜実条虫などの親虫類および条虫類に対して、一度の投与で効果を得ることができる画期的な駆除薬です。
検査では検出できない産卵前の未成熟な寄生虫にも有効です。