フォルテコールプラス1.25mg+2.5mg
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フォルテコールプラス1.25mg+2.5mg

更新日:
有効成分、塩酸ベナゼプリルにピモベンダンがプラスされた、犬用の僧帽弁閉鎖不全症(弁膜症)治療薬です。2つの有効成分が相互的に働き心機能をサポートします。
※発送時期によりパッケージが異なる場合がございます。
  • 犬の僧帽弁閉鎖不全症(弁膜症)による慢性心不全に伴う症状の改善

有効成分:ピモベンダン、塩酸ベナゼプリル

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成分一覧

ピモベンダン1.25mg、塩酸ベナゼプリル2.5mg(1錠中)

商品詳細

フォルテコールプラスは犬用の僧帽弁閉鎖不全症(弁膜症)治療薬です。
フォルテコールの成分(塩酸ベナゼプリル)にベトメディンの成分(ピモベンダン)がプラスされ、心不全における血圧や弱っている心臓の負荷を軽減する作用があります。

塩酸ベナゼプリルはACE(アンジオテンシン変換酵素)阻害薬に分類され、血管拡張作用などが心臓への負担を軽減します。

心臓が弱る原因の1つに血管の収縮があります。
これはアンジオテンシンIIと言う物質が血管を収縮する作用があるためです。
アンジオテンシンIIは非活性型のアンジオテンシンIがACE(アンジオテンシン変換酵素)によって変換されることで出来る物質です。
塩酸ベナゼプリルはアンジオテンシンIIを生産するACE(アンジオテンシン変換酵素)を阻害することで血管を拡張します。

ピモベンダンはPDEⅢ阻害薬に分類され、心筋収縮増強作用と血管拡張作用を併せ持ち、心臓への負担を軽減し収縮力を高めることで正常な状態へ近づけます。

心筋収縮増強作用の1つにカルシウム感受性の向上による心筋収縮増強あります。
心筋の収縮にはカルシウムの電解質が収縮調節タンパク質と結び付くことで作用します。
ピモベンダンは収縮調節タンパク質のカルシウムに対して感度を高めることできます。

ピモベンダンにはもうひとつ心筋収縮増強作用があります。
心筋細胞内にあるcAMP(サイクリックエーエムピー)と言う酵素は心筋収縮に作用します。
ホスホジエステラーゼⅢ(PDEⅢ)はcAMP(サイクリックエーエムピー)を分解するため心筋の収縮が低下します。
ピモベンダンはホスホジエステラーゼⅢ(PDEⅢ)酵素を阻害する作用があります。

さらにcAMP(サイクリックエーエムピー)濃度が高いことで血管平滑筋にも作用し、末梢の血管拡張作用もあります。

※通常のフォルテコールの取り扱いもございます。
販売ページはこちら⇒ フォルテコール

※お求めやすいジェネリックの取り扱いもございます。
販売ページはこちら⇒ フォルテコール・ジェネリック

投与方法・使用方法

1日2回、約12時間おきに投与します。
少なくともエサを与える1時間前に投与してください。
体重1kgにつき0.125mgのピモベンダンと0.25mgの塩酸ベナゼプリルを投与します。

<体重2.5-5kgの犬>
朝---1/2錠
夜---1/2錠

<体重5-10kgの犬>
朝---1錠
夜---1錠

副作用

まれに嘔吐、軟便、下痢がみられることがあります。
ピモベンダンの投与により、まれに軽度の頻脈がみられることがある。この作用は用量依存性であるため、ピモベンダンの投与量を減じることで避けられることがあり、必要に応じてACE阻害薬単独又はピモベンダン単剤の適切な量との組み合わせによる投与に切り替えることを検討すること。
ベナゼプリル塩酸塩を誤って過量投与した場合、一過性かつ可逆性の低血圧症が起こる可能性があります。
異常が出た場合は使用を中止し、獣医師または医師へ相談してください。

注意事項

要指示医薬品であるので獣医師等の処方箋、指示によりお使いください。
体重2.5kg未満又は4ヶ月歳未満の犬には投与しないでください。
妊娠犬及び哺乳犬に対する安全性は確立されていないので、妊娠中及び授乳中の犬には投与しないでください。
やむ終えず授乳中の犬に投与する場合は、授乳を中止してください。
肥大性心筋症あるいは機能的又は解剖学的に心拍出量の増加が見込めない症例(例えば大動脈弁狭窄症)には使用しないでください。
低血圧、循環血液量減少又は急性腎障害を示す犬には使用しないでください。
重度な肝障害を有する犬には慎重に投与してください。
異常が出た場合は使用を中止し、獣医師または医師へ相談してください。

メーカー

エランコ
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