偽妊娠

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偽妊娠は全てのメスの犬や猫に発症する可能性のある症状です。偽妊娠が起きたときの変化や対処法を説明していきます。

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  • ラズベリーリーフタブレット犬猫用

    ラズベリーリーフタブレット犬猫用

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    有効成分のカベルゴリンは犬の偽妊娠治療薬です。偽妊娠が起きることで、乳首から乳汁が出たり、食欲不振や攻撃的な行動になることもあります。カベルゴリンはホルモン(プロラクチン)の分泌を抑えることで偽妊娠の症状を改善します。

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犬・猫の偽妊娠について

実際に妊娠していないにも関わらず、まるで妊娠しているかのような徴候が現れることを偽妊娠と呼びます。

似たような症状として、「想像妊娠」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。

想像妊娠は「妊娠をしたい!!」あるいは「絶対に妊娠をしたくない!!」などの強いイメージがある女性に起こりやすい症状です。

こうした症状は犬や猫にも起こることがありますが、動物の場合はイメージによって起こる訳ではないため"偽妊娠"という表現が多く使われます。

偽妊娠は、全てのメス犬やメス猫に起こる可能性があります。

ここではご家庭のペットに偽妊娠が起きた時の症状や対処法などを解説していきます。

偽妊娠が起きた時の症状

偽妊娠が起きた時の症状

犬や猫に偽妊娠が起きると、からだや行動にさまざまな変化が見られます。

・お乳が膨らむ
・お腹が大きくなる
・つわり(食欲の低下や嘔吐など)
・母乳が出るようになる
・ふるえ
・神経質になる
・ぬいぐるみなどを子どもに見立て、離さない
・タオルや新聞紙などを使って巣を作る
など

これらのように、まるで本当に妊娠しているかのような症状が現れます。

偽妊娠が起こるとペットの気性が荒くなり、またご飯を食べなくなることもあるため何かしらの病気を心配される飼い主さんが多いです。

しかし他の病気と偽妊娠には、簡単な見極め方があります。

何らかの病気がきっかけで食欲の低下や嘔吐が見られる場合には、ペットの体力が奪われてしまい体重が落ちていくことが多いです。

一方で偽妊娠には、なぜかペットに体重の変化は見られません。

なぜ犬・猫の偽妊娠が起こるのか

なぜ犬・猫の偽妊娠が起こるのか

ペットの偽妊娠には、発情期が関わっています。

発情期を迎えた犬や猫の体内では、次の3つのホルモンが増えたり減ったりします。

・エストロゲン(卵胞ホルモン)
・プロゲステロン(黄体ホルモン)
・プロラクチン(乳腺刺激ホルモン)

それぞれのホルモンの影響により発情期の犬や猫は"妊娠できる状態"になり、交尾を受け入れるようになります。

しかし交尾をすることなく発情期が終わった時に、分泌されていたホルモンの影響により偽妊娠が起こってしまうのです。

偽妊娠は犬の方が起こりやすい

偽妊娠はメス犬には起こりやすく、メス猫にはあまり見られない症状です。

その理由は、それぞれの発情期の違いにあります。

発情期の犬や猫の体内では3種類のホルモンが分泌されますが、偽妊娠を起こすのは「プロラクチン」だと言われます。

そしてプロラクチンの分泌が活発になるまでには、次のような過程をたどります。

排卵が起こる

プロゲステロンが増加

プロゲステロンの分泌が落ち着くと、次はプロラクチンが活発化

猫の場合だと、排卵は交尾の刺激によって起こります。

つまり発情期に交尾をしなかった時は排卵が起こらず、プロラクチンの分泌もされないため偽妊娠が起こりにくいのです。

一方で犬の発情期には、"切り替え"がありません。

交尾をしたかどうか、実際に妊娠をしたかどうかに関わらず妊娠した時と同じようにホルモンバランスが変化してしまうのです。

そのため、妊娠ができる状態の全てのメス犬に偽妊娠が起こる可能性があります。

偽妊娠の対処法

偽妊娠の対処法

偽妊娠は病気ではないので、通常であれば治療をする必要はありません。

症状が現れたから、平均2~3週間ほどで改善されていくことがほとんどです。

しかし症状が重い場合には「高プロラクチン治療薬」や「抗不安薬」などを用いる場合もあります。

高プロラクチン治療薬は、偽妊娠の原因であるプロラクチンの分泌を抑えるお薬となります。

カベルゴリン」「プロモクリプチン」などが代表的です。

一方の抗不安薬は、心を落ち着かせるためのお薬です。

偽妊娠が起こるとペットが情緒不安定になることがありますが、あまりにも攻撃的な行動をとっているような時に使用される場合があります。

ですが偽妊娠を防ぎたいのであれば、避妊手術を行う方法もあります。

偽妊娠と避妊手術について

偽妊娠と避妊手術について

偽妊娠は、ホルモンの影響により起こる症状です。

そのため避妊手術により卵巣と子宮を摘出すると、偽妊娠が起こらなくなります。

避妊手術は偽妊娠の対処法として最も一般的な方法であり、生殖器の病気を予防できるというメリットもあります。

繁殖をさせる予定がないのであれば、ペットが若い内に避妊手術を行うことも選択肢の1つです。

ただし偽妊娠の症状が出ている間は、避妊手術を行わないようにしてください。

真偽のほどは定かではありませんが、偽妊娠の症状が治らなくなることがあると言われています。

避妊手術は、お乳の腫れが治まってから行うようにしましょう。

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