ノミ駆除薬
世界中で愛用されているフィラリア予防薬「レボリューション」のジェネリック医薬品です。
レボリューションと同じ有効成分と効果で、フィラリア予防、寄生虫の駆除を同時に行うことができます。
フロントラインプラスは、犬猫兼用のノミ・マダニ駆除薬です。
従来のフロントラインに新たな有効成分が加わり、ノミ・マダニの駆除だけでなく、卵の孵化(ふか)と発育まで阻止する効果もあるため、繁殖と再寄生も予防します。
発送時期によりパッケージが異なる場合がございます。
これ一本でノミ・ダニ、猫回虫駆除が同時に出来るフィラリア予防薬です。ノミについては卵と幼虫にも効果的。犬にも猫にも!
レボリューションと全く同じ商品ですが、仕入れの関係で通常よりもお買い得になっております。 コロナウィルスの影響による貨物航空便の減便の為、お届けが通常より2週間~3週間ほどかかる場合があります。
フィラリア予防のほか、寄生虫も同時に駆除してくれるので、これ一つでOKなオールインワンタイプのお薬です。
食いつきばっちりの牛肉風味付きで、錠剤が苦手な子にオススメです! ※ご注文時期により掲載写真と異なるパッケージでの出荷となる場合がございます。 また、ご注文時期により、下記商品2箱を注文した場合、3チュアブル錠または6チュアブル錠入りのパッケージでの発送となる場合がございます。 発送時期によりパッケージが異なります。
2つの有効成分で、効果的におなかの虫をまとめて駆除することができます。
一度の投与で1か月効果が持続します。
錠剤が苦手な愛犬・愛猫も投与が簡単なスポットタイプ(滴下式)です。
最大の特徴として、内部寄生虫への効果が1か月持続するプロアクティブ効果があります。
有効成分スピノサドが配合され、愛犬が大好きなビーフ味付きで錠剤が苦手な子もスムーズに投薬することができます。 発送時期によりパッケージが異なります。
大人気! TVコマーシャルでもおなじみの大人気犬用ノミ・マダニ駆除薬です。
ビーフ味のおやつタイプが愛犬の食欲を誘います。
抵抗なく食べてくれるので、毎月の投薬が楽しい時間に早変わり! 一度の投与で効果は1か月継続します! 発送時期によりパッケージが異なります
この商品は【インド発送】となり、ロックダウン解除後の発送予定です。
詳細は新型コロナウイルスの影響をご確認ください。
自然の恵み豊かな100%オーガニックニームオイルです。ノミ、マダニ、蚊の忌避効果に加えて、マラセチア皮膚炎などの真菌(カビ)、白癬、湿疹の治療にも有効です。
天然成分のペット用害虫予防シャンプーです。虫が苦手とするニームオイルが配合されているため、害虫からペットを守ることができます。ニームには乾燥や炎症を防ぐ効果もあり、天然素材なのでペットにはやさしいシャンプーです。
ノミ駆除薬について
ノミには不快なかゆみをもたらす害虫というイメージがあるかもしれませんが、それだけではありません。
アレルギーや感染症など様々な病害を引き起こす危険な寄生虫でもあります。
室内飼育のペットに寄生された場合、部屋中を繁殖場所にしてしまい、根絶することは容易ではありません。
ペットと家族の健康を守るためにも、ノミ駆除薬について正しく理解しておきましょう。
ノミとは

そもそもノミとは、どのような生き物なのでしょうか。
ノミについて知ることは、その対策にもきっと役に立つはずです。
古生代、ノミはハエに近い形態をしており、生物の排泄物を餌としていました。
現代でもノミの幼虫が成虫のフンや動物のフケなどを餌にする生態はその名残とされます。
やがてノミは、より効率的に食料を得るため、進化の過程で動物への寄生能力を得るに至ります。
そして食物連鎖の頂点に存在し、最も豊富な栄養源となる恒温動物の血液を餌とすることで、原始世界から現代までの熾烈な生存競争を勝ち抜いてきたのです。
このように長い歴史の中で大きな進化をとげたノミは、生物学上最も進化した生物と言われています。
ノミの仲間は約2000種存在しますが、ペットに寄生するのは主にネコノミとイヌノミです。
名前から想像がつくように"基本的"にはイヌノミは犬に、ネコノミは猫に寄生するのですが、国内においてイヌノミが見られることは少なく、家庭に発生するのはほとんどがネコノミです。
ノコノミと言っても猫のみに寄生するわけではなく、犬にも猫にも人間にも寄生して血を吸います。
ネコノミは褐色をしたノミで体長1~3mmほど。体が縦に平たく6本の脚があります。
寄生する際には強靭な脚力で体長の約60倍の距離、約100倍もの高さを飛んで獲物に襲いかかります。

吸血時には口器で皮膚に穴を開け、血液の凝固を防ぐ物質を含んだ唾液を傷口に注入するのですが、これが強烈な痒みとアレルギーや感染症の原因となるのです。
吸血を終えたノミは、気温13度以上あればすぐに交尾を始め産卵・増殖します。
ノミの繁殖力は恐ろしく、10匹のメスがいれば30日後には2000匹に増え、9万個の卵と10数万匹の幼虫を産出すると言われています。
ノミを退治しようとしてノミ取りですいて潰して殺す方がいますが、ノミの成虫を潰すとノミの卵が飛び散って被害を拡大させるばかりか、体内には瓜実条虫という寄生虫がいることがあります。
潰した手が目や口に触れることで、瓜実条虫に感染する危険もあるため、決して手で潰してはいけません。
ノミの一生

一度発生してしまうと、退治しても次々と湧いてきてしまうノミを完全に駆除するには、卵→幼虫→サナギ→成虫という4段階からなるノミのライフサイクルを断つことが重要です。
ノミの成虫は主にペットの被毛に隠れていますが、それは氷山の一角に過ぎません。
ノミが繁殖した環境での成虫の割合は全体の5%と言われており、残りの95%は卵や幼虫、サナギの形態でカーペットやペットの寝床に潜んでいるからです。
ですので成虫を駆除しただけでは数日のうちに新たな成虫の発生を繰り返してしまうのです。
この項目ではノミのライフサイクルを説明します。
ノミの徹底駆除にお役立てください。
まずノミの成虫は、動物が出す二酸化炭素や体熱、光の刺激などに反応して動物に飛びかかります。
動物にとりついた後のノミは約8分以内に吸血を始め、それがメスであれば血を吸ってから36~48時間以内に産卵をします。
メス1匹につき1日平均30個の卵を産みます。
成虫の一生は3週間ほどですが、その間、吸血を繰り返しながらメスは卵を産み続けます。
ノミの卵は0.5mm程度の球体でキラキラしています。
卵はペットの体表に産み付けられますが、ペットが歩くのに合わせてこぼれ落ち、あちこちに散乱します。
ペット用ベッドやソファーなど、ペットがお気に入りの場所には多くの卵が落ちている可能性があります。
そして落ちた場所が卵にとって適した環境(温度27度、湿度50%以上)であれば、卵は1~6日で孵化して幼虫となります。
幼虫はペットのフケやアカ、ノミの成虫のフンなどをエサとしながら、1~2週間かけて2度の脱皮をくり返しながら成長していきます。
第1令幼虫 → (脱皮) → 第2令幼虫 → (脱皮) → 第3令幼虫
最初は2mmほどの大きさですが、2回目の脱皮を終えた第3令幼虫では4~5mmほどになります。
第3令幼虫ではエサを摂らなくなり、自ら繭(まゆ)を作ってサナギとなります。
サナギはカーペットの線維の中などに紛れており、周りのホコリやゴミを纏ってカモフラージュします。
またこの時期は繭に守られて殺虫剤が効きません。
サナギになって1週間も経つとノミは羽化する準備ができます。羽化に好適な条件が満たされ次第、いつでも成虫になることができます。
羽化の条件とは温度24~32度、湿度78~80%の環境や、他の動物から出る二酸化炭素や熱、振動などです。
掃除機の振動でも羽化を促進しますので、ゴミ捨ての際は要注意です。
そして羽化した成虫は自分が寄生する動物を探し、宿主を見つければすぐに吸血を始めるのです。
逆に条件が整わなければ1年近くサナギとして生存することもあります。
そのため長い間家を留守にした後はノミの被害が甚大になると言われています。
例えばペットと一緒に旅行に行くと、ノミのサナギが羽化するための条件が揃わないため家の中には大量のサナギが現れることになります。
そこへ帰宅すると諸々の条件が整い、羽化が遅れていたノミのサナギが一斉に成虫となるため、大量の成虫に襲われることになるのです。
吸血を行ったノミは産卵と羽化をくり返しながら数を莫大に増やしていきます。
メスのノミが10匹もいれば、1ヶ月後にはノミの成虫が2000匹に増殖し、9万個以上の卵と10数万匹の幼虫を生みだします。
このように驚異的な繁殖力を誇るノミを退治するには、くり返されるこのライフサイクルをいかにして断つかが重要なポイントになるのです。
ノミが潜む場所

ノミは、薄暗くてジメッとした場所を好む生き物で、自然界においては草むらに潜んでいます。
家の屋外では縁の下や犬小屋の下などの直射日光があたらない場所を住処としています。
そして一年中気温が快適に保たれた屋内はノミにとっての楽園です。
部屋のすみや家具のすき間などの暗く湿度のある場所、カーペットやソファー、ベッドなどのペットがお気に入りの場所に生息して一年中繁殖することが可能です。
ペットを室内で飼っている場合、こまめな掃除機がけがノミ対策に有効ですが、この辺りの掃除は特に念入りに行うと良いでしょう。
念のため掃除機の中のゴミは毎回ビニール袋に密閉してゴミの日に出すことを心がけましょう。
ノミが引き起こす病気

ノミに血を吸われると患部には赤い発疹と強い痒みが引き起こされます。
これは吸血時にノミが血管に注入する血液を固めない作用の唾液が原因で炎症を起こすためです。
一ヶ所だけでも耐え難い痒みですが、これが数十ヶ所となると、夜も眠れないほどの痒みに襲われます。
これはペットにとっても飼い主にとっても強いストレスとなります。
そして、ノミが引き起こす被害は吸血による痒みだけではなく、様々な病気を引き起こすことがあります。
貧血
子犬や子猫がノミに寄生された場合によく見られる症状です。
一匹が一回に吸う血液の量はわずかですが、小さな動物が大量のノミに寄生された場合貧血を起こす場合があります。
こうした場合、ノミのいない安全な場所に隔離するか、ノミを根絶やしにしない限り、吸血され続けるため、いち早い対応が大切です。
ノミアレルギー
ノミが吸血の際に吐き出す唾液やノミの口吻など体の一部に対して、体の免疫システムが過剰反応することでアレルギーを起こす場合があります。
この病気はノミに繰り返し刺されることで発症のリスクが高まりますが、もともとアトピーやアレルギーを持っているペットは発症しやすい傾向にあります。
発症すると、主に腰から尻尾の付け根あたりの皮膚に発疹やじん麻疹が現れて強い痒みをもたらします。
症状が慢性化すると脱毛や皮膚の色素の黒ずんだり、皮膚が分厚くなったりします。
刺される度にアレルギー反応が出るので、発症してしまった場合はアナフィラキシーショックを避けるため、直ちにペットとアレルゲンとなるノミの隔離が必要です。
また、ペットが咬んだり引っかいたりすると、細菌が入りって膿皮症などの二次的な感染症を併発することもあります。
治療には症状の緩和の為にアレルギー用の抗生物質などで対症療法を行いますが、根本的な原因となるノミの根絶が不可欠です。
瓜実条虫
ノミには瓜実条虫の幼虫が寄生していることがあります。サナダムシといった方が分かりやすいかもしれません。
瓜実条虫は消化器官内に寄生する虫ですので、そのままでは感染することはありません。
ペットのグルーミングにより、ノミと一緒に口から体内に侵入するのです。寄生されると小腸内で成虫へと成長し、体表から栄養を吸収します。
通常は無症状ですが、瓜実条虫人間にもうつりますので気をつけたいところです。
瓜実条虫が寄生してしまった場合、ノミの駆除とは別にドロンタール錠などの虫下し薬を投与することで治療します。
猫ヘモバルトネラ症
ノミが媒介になり「ヘモバルトネラ・フェリス」という病原体が猫に感染することで発症します。
ヘモバルトネラ・フェリスはマイコプラズマの一種で、感染すると赤血球に寄生して破壊してしまいます。
症状としては発熱、食欲不振、貧血などで、重大な病気にかかると合併症を起こして危険な状態に陥ることもあります。
また、病原体自体は根絶できないため、生涯菌を保有することになり、この菌に感染した猫が他の猫に接触した際、猫の唾液を介して伝染します。
治療方法としては抗生物質の投与がおこなわれますが、症状によっては点滴や輸血をしなければならないこともあります。
ノミの駆除対策

ノミ対策には"駆除"と"予防"、この2つが重要です。
まずノミを駆除するためには、ノミを見つけなければいけません。
ペットにノミがついているかどうか。
これはノミ取り用のクシと濡れたティッシュがあれば、ご自身で確かめることができます。
最初はクシでペットの毛をとかし、体毛や体表に赤黒い塊が付いていないか確認しましょう。
赤黒い塊が見つかれば、それはノミのフンかもしれません。
その正体は、濡れたティッシュの上に置くことで分かります。
もしもノミのフンであればティッシュが赤くにじむため、ペットにノミが寄生している証拠となります。
ペットにとりついたノミを取り除く方法としてまずご紹介するのは、ノミ取り用のシャンプーです。
ノミ取り用のシャンプーを使うことで、ペットのからだをキレイにすると同時にノミの駆除ができます。
ですが注意点もあり、シャンプーをしている時にノミが洗いにくい毛の奥に逃げてしまうことがあります。
またその場限りでノミを取り除くだけなので、完全な駆除にはなりません。
なのでノミ取り用のシャンプーに加えて、ノミ駆除薬を使うことがお勧めです。
ノミ駆除薬には市販されているものもありますが、他にも「フロントラインプラス」や「ネクスガード」など動物病院で処方されるような医薬品もあります。
医薬品のノミ駆除薬の効果は高く、いずれも24時間ほどでノミの成虫を確実に駆除することができます。
しかも駆除効果は1ヶ月以上続くため、飼い主さんの金銭的な負担も軽くなるはずです。
また製品ごとに様々な特徴があります。
例えばフロントラインプラスは持続性が高く、ノミの駆除効果が1.5~3ヶ月に渡って続きます。
ネクスガードであれば効き目が素早く、さらにお菓子タイプなのでペットには薬ではなくご褒美のように与えることができます。
他にはレボリューションという、ノミ・ダニの駆除やフィラリア予防など幅広い効果が期待できるお薬もあります。
ノミ取り用のシャンプーとノミ駆除薬を使うことで、ペットのからだにとりついたノミを徹底的に駆除できます。
そしてペットを屋内で飼っている場合は、部屋の掃除も忘れてはいけません。
ノミは、家の中の様々な場所に潜んでいます。
シャンプーや薬を使ってペットについたノミを駆除しても、また寄生されてしまうかもしれません。
身の回りを清潔に保つことで、完全なノミ対策となります。